剣道は素足だし床は板張りだし、そんな環境で打ち込みでドン!と踏み込む動作の繰り返しで踵の骨の下にある衝撃吸収組織ともいうべき脂肪体をつぶしてしまって痛みが出てきます。剣道ビギナーにとても多いです。ベテランさんも稀にみます。
歩く姿はいかにも足やっちまったなーという感じでつま先だけでぴょこぴょこと歩いてやってきました女子剣士。潰れた組織を持ち上げてテーピング。そして偏平足も見られたのでふくらはぎにある偏平足に関係する筋肉が弱っていたのでテーピング。結果、着地時に痛みはやや残るものの普通に歩いてご帰宅。後はお肉が盛り上がって回復するまで少々お時間を与えればOK。
足首~つま先、裏表痛む場所によって症名はたくさんあります。シーバー病、とか足底筋膜炎とかとか。でもメカニズムはどれも一緒で偏平足、ハイアーチを決定するふくらはぎのとある筋肉が弱った結果で、あとは個々の環境でしかないと思います。